EMPLOYEE TESTIMONIALS
先輩社員の声
FUSERASHI (THAILAND)
中山 航
グローバル地域文化学部 卒
2018年入社
若手社員にもグローバルで
活躍するチャンスがある
入社のきっかけは?
私は学生の頃から海外に興味があり、語学、異文化、歴史を中心に学んでいました。将来は自分の得意分野を活かしたいと思っていたので、就職活動時は海外勤務が出来る企業を探していました。
グローバル化が進んだ現在、海外勤務が出来る企業は沢山ありますが、採用面接時に人事担当役員に、「若手社員にも海外勤務のチャンスがある」と言われました。いち早く海外勤務を経験したいと思っていた私にとって、魅力的な会社だと思ったので、入社を決めました。
現在担当している業務内容を教えてください。
私は現在、海外拠点の一つであるタイで勤務をしています。タイ人社員79名、日本人社員は私を含め2名ですが、私が最も入社歴の浅い社員です。日本人駐在員は一般的にマネジメント、技術指導を主に行う立場ですが、私は実務経験も浅い為、現地で役割を持って仕事に励んでいます。
一例として、お客様から見積もり依頼、問い合わせ、要望等の連絡を受けます。連絡を受けた際は詳しい情報を聞き出してから、内容を端的に纏めて社内へ展開します。
お客様から入手したタイの情報は国内のみに留めておくのではなく、日本・アメリカ・中国にも共有することで、有効な情報源となります。
とある一日の仕事の流れ
- 出社
-
- 8:30
出社
- 10:30
日本からの問い合わせに対応
- 休憩
-
- 12:00
昼食
- 13:00
顧客より見積もり引き合い
背景確認後、社内展開
- 15:30
顧客からの問い合わせに対応
タイ・日本の営業や工場に確認し、回答
- 退社
-
- 17:20
退社
仕事の中で大変なことは?
当社の主要部品は自動車に使用されるナットです。
私は入社1年時、研修を経て営業へ配属されましたが、お客様から問い合わせを受けた際、話されている内容の意味が全く理解できませんでした。
ナット(ボルト)業界では、軸力、トルク、ねじ有効径といったねじに関する用語を使用しますが、当初私にはさっぱり意味が分かりませんでした。用語の意味だけでなく、製品に関する知識も無く、どのような工程を経て完成するのか、品質保証はどのように行っているか等を説明するのに、一回の電話では答えることが出来ませんでした。都度社内に確認しては答える事を繰り返しており、社内・お取引先に迷惑を掛けることもありました。
今でも製品に関する事は、工場の担当に聞く事もありますが、自分の目で実際に確認をすることで、だんだん知識が増えてきましたし、さらに理解を深めるように努力を重ねています。
仕事をするうえで大切にしていることは?
社内・社外を問わず、他人からの依頼事項にすぐに取り組むことです。仕事には単純作業のもあれば、一筋縄ではいかないものもあります。そういう案件は得てして億劫になりがちですが、すぐに取り組み、自分の力だけでは解決できない時は、上司に相談して解決策のヒントを得ながら解決できる様に心がけています。
また、依頼主からの指定納期に間に合う様に取り組むことも意識しています。
仕事において、自分が成長したなと感じることは?
他人に説明をするとき、自分が理解していない内容もそのまま伝えていたので、相手にうまく伝えることが出来ていませんでした。自分でも理解していないので、当然相手の疑問に答えられず、迷惑を掛けることがありました。
今では、内容を自分で把握し、言いたいことを明確にしてから説明することで、うまく伝えられるようになりました。お客様にも「助かった」と言って頂けたときには成長を実感します。
仕事で嬉しかった事
海外管理課という日本の部署とタイ人スタッフが英語を使ってメールでやり取りをしていますが、メールだけでは伝わりにくい細かな点は、私が間に入っています。
タイ人社員との意思疎通は言葉の問題があり少々困難ですが、彼らの言わんとする事を日本へ伝えられた時、逆に日本からの依頼事項等をタイ人社員に伝えられた時は、両者の役に立っていると感じ嬉しく思います。
今仕事の中で一番おもしろい事
当社の製品は多くが自動車の見えない部分に使用されているので、日常生活において目にする事はほどんどありません。中には数mmサイズの極めて小さい製品もあり、どのように使われているのかイメージが湧きにくいです。
しかし、お客様の工場に足を運び、当社の製品が使用されている様子を見た時は、製品に関する理解が深まると同時に、社会との繋がりを実感することが出来ます。
フセラシって
どんな会社だと思いますか?
社内にアピールをしていれば、若手社員にも貴重なチャンスがある会社だと思います。
「入社のきっかけは?」に記載した内容と重複しますが、採用面接時に、人事担当役員から「若手社員でも海外勤務のチャンス」があると言われたのですが、現に私自身、入社2年目で希望をしていた海外勤務を叶えることが出来ました。
最後に、就職活動中の皆さんへ一言
就職前は自分が働く姿をイメージすることは難しいと思いますが、その会社の情報を収集することで、想像がしやすくなるのではないかと思います。漠然とした考えではなく、その会社では自分がどのような仕事をすることになるのかという、イメージを持って就職活動に臨んで欲しいと思います。