EMPLOYEE TESTIMONIALS
先輩社員の声
三重工場 製造部 技術課
山田 健人
システム理工学部 機械工学科 卒
2020年入社
人との繋がりを大切し
モノづくりを円滑に行います。
入社のきっかけは?
私は小さいころから主な移動手段が自動車でした。自動車に触れる機会が多くあり興味を持っていたので、就職活動の際に自動車関連の仕事につきたいと思い、様々なメーカーの部品を扱っている自動車部品メーカーを軸に就職活動を行っていました。
特にフセラシは海外拠点もあり、様々なメーカーの部品も取り扱っていることを知り、魅力を感じました。また、説明会での雰囲気もよく、先輩と気軽に話せる環境にあると感じたのでフセラシに決めました。
現在担当している業務内容を教えてください。
熱間圧造、冷間圧造、プレス、切削加工などの工程を使い分けて製品を作っていますが、その中で私は主に冷間圧造工程の製造現場の困り事の改善や新規製品の金型設計業務などを担当しております。改善では現場からの意見を取り入れながら問題なく圧造ができるよう金型を設計し改善を行っています。
新規製品の金型設計業務では、5~6回の塑性変形によって製品の形を作るために工程ごとの圧造レイアウトを作り、そのレイアウトでの圧造方法を考え、設計した金型を使用して試作を行い、実際に製品を圧造し評価しております。
とある一日の仕事の流れ
- 出社
-
- 8:30
課内朝礼
工程設計(圧造シミュレーション解析)
(新規製品設計・改善案検討等)
- 休憩
-
- 12:25
休憩
- 13:15
製造現場での困り事改善
改善案の検討・型図面設計/作図
- 退社
-
- 17:20
退社
仕事の中で大変なことは?
新規製品の試作が大変だと感じています。新規製品設計時には多くの金型図面が必要になりますが、1つの図面の寸法が間違っていると製品が出来上がらないことに繋がってしまいます。図面一枚一枚を細心の注意を払いながら責任を持って正確な図面を早く作図する必要があります。
また、実際に設計した金型を使用して製品を作る際、自身が考えているような変形をしないことや試作中に問題が発生することがあります。その場合、金型を作り直すと客先の納期に間に合わなくなってしまうため準備したものを加工するなど対処方法を考えなければならない事です。
仕事をするうえで大切にしていることは?
仕事のするうえで人との繋がりを大切にしています。技術課内での関係ももちろんですが、試作や改善の際には現場オペレーターの協力など他部署との繋がりも必要になってきます。普段からコミュニケーションを取っていると試作もスムーズに進めることができますし、パソコン作業だけでは気付きにくい改善案や提案といったアドバイスを受けやすくなると思います。
また、意見交換がしやすい環境を作っておくことで意見が言い出しづらいことが少なく仕事でのストレスも少なくなっています。
仕事において、自分が成長したなと感じることは?
製品の設計時に各工程の形状を検討する際に、学生時代に学んだ知識ではないものが必要になってきます。入社当初は実際に圧造したことのある製品を参考に工程設計を行っていたため、時間がかかっていました。検討の回数を重ねる毎に製品形状から大まかなレイアウトの方向性が見えてくるようになり、検討時間が短縮されていくことや圧造しにくい形状のものでも任されるようになったことに成長を感じます。
仕事で嬉しかった事
試作や改善で関わっているものが思い通りにならないこともありますので狙いの寸法や形状にて改善結果が出ると嬉しいです。
また、この製品はどの部分に使われている製品なのかなどの知識が身についていくことや私が金型を設計し作っている製品が使われている車が走っていることも、目に見えるところについている製品は少ないので実感しにくいですが嬉しく思います。
仕事の中で一番面白い事
複数回の塑性変形を繰り返して様々な形状を経由し製品を圧造するため、製品の形状は決まっているもののその過程に明確な正解がありません。そのため、圧造過程に自身の考えを取り入れられることが多くあり、どうしたら成功する可能性を上げられるか、金型の寿命を向上させられるか等の方法を模索していく過程が金型設計業務の面白いところだと思います。
フセラシって
どんな会社だと思いますか?
職場の雰囲気もとても良い会社だと思います。部署関係なく製品について質問することが多くありますが、その都度解りやすく説明してもらえるような職場で良い関係を築けています。
入社3年の私でも新規製品を5製品以上工程設計から試作までを任されているため、若手から色々なことにチャレンジできる会社にです。もちろん責任の大きい仕事なのでプレッシャーを感じる時もありますが、先輩からのサポートも厚いのでのびのびと業務をやり遂げることができます。
最後に、就職活動中の皆さんへ一言
自分のしたいことと、向き不向きを就職活動期間という短い期間で見つけることは難しいと思いますが、自身を知る良い機会ですので後悔のない様に自分らしく前向きに取り組んでもらえたらと思います。